展示のおしらせ1:倉石隆の挿絵原画展
2010年4 月 1日 (木曜日)
4月1日からの倉石隆作品の展示をお知らせ致します。展示は今年いっぱい継続致します。
倉石隆は人物油彩を中心に制作しましたが、挿絵にも熱心に関わりました。多数の挿絵本のうち半数以上は少年少女に向けた書物でした。描かれた場面の臨場感と豊かな情感は画学校時代からデッサンに優れた氏ならではものであろうと思われます。
作品は以下二冊の原画から38点を選びました。
●「金色のあしあと」椋鳩十著 1975年 ポプラ社 から17点 鉛筆画で一部に彩色。
●ベルヌ名作全集「十五少年漂流記」辻昶 訳 1986年 偕成社から21点 ペン画で口絵はカラー。
原画は前者の表紙がカラーで、内容の一部に薄い彩色がほどこされています。後者は口絵だけカラーでした。ボードサイズは前者がB3で後者はB4とB5です。
金色のあしあとには雪国出身の画家ならではの冬の情景が描かれています。
ご参考までに「金色のあしあと」の本を三冊見開きにして、相当する原画の手元に置きました。残念ながら「十五少年漂流記」は手を尽くして探索しましたが入手にいたっていません。
手ぜまですが胸躍る倉石隆の世界を目の当たりにしていただければ有り難く思います。
【金色(こんじき)のあしあとから】
金色のあしあと・口絵 |
金色のあしあとー父と犬 |
金色のあしあと・正太郎を襲う親ギツネ |
金色のあしあと・床下の親ギツネ |
【十五少年漂流記から】
島を脱出 | |
以前に人がいたらしい |
悪者から逃れてきた水夫 |