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少しややこしい夏の恋

 夏はちょっとした庭の出入りにも忙しそうな昆虫たちを眼にします。
最近恋するシオカラトンボとモンキチョウの二態を見ました。少し見にくい写真ですが、二羽のトンボは色が違っています。青みがかっているのは成熟したばかりのオスのシオカラトンボです。その左下の黄色はシオカラトンボのメスで、普段ムギワラトンボと言われているものです。オスは成熟すると見慣れた白い胴体になります。同種でも名前が異なったり時期で色が異なったり何かややこしいですね。この日、若きオス君はがんばりましたが、メスさんのご機嫌はあまり良くありませんでした。
一方、柏葉アジサイの遅い花にとりついた蝶のカップルも色違い。モンシロチョウとモンキチョウに見えてあれ?と思いました。調べてみますとモンキチョウのメスが白味を帯びることはよくあるということでやれやれでした。少々ややこしい同じ昆虫たちの名や形状の異なりはネットで詳しく調べることが出来ますのでなにかとオンチな自分は助かります。それにしましても仲のいい蝶の向きが反対とは、お二人に不満はないのでしょうか。

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恋するシオカラトンボ

 

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モンキチョウのカップル

砂のお城

蒸し暑い日が続きます。このところ週末になると、夕方の海岸を散歩したり水田を見に行ったりしてリフレッシュしています。一昨日の海岸でなつかしい砂のお城に出会いました。木切れのあしらいからたぶん子どもたちが作ったものでしょう。波打ちぎわなのに、夕方までちゃんと残っていて少々感動しました。崩さないように波も気遣っているようで微笑ましかったです。

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暑中のお見舞い、そして小さな旅人たち

小さな旅人たち:小石とシーグラス

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暑中お見舞い申し上げます
先日の夕刻、大潟の浜を散歩しました
大きな海が作り出した可愛いものたちを拾って帰りました
キズつけ合わないようにみな丸く小さくなっています
夏が終わりましたらまた海へ返しに行ってみます
そしたら今度はどこへ行くのでしょう
長い旅をしているのですね

7月の花嫁

7月9日水曜日、朝を中心に上越地方は豪雨に見舞われました。一部で道路や住宅に冠水があったそうです。そしてこのことが伏線になって、午前の仕事中に「樹下美術館でブライダル雑誌の撮影をさせて欲しい」という突然の電話がありました。咄嗟でしかもこんな雨降りになぜ?と思いましたが休館日でもありましたので、どうぞとお受けしてみました。経緯が分かったのは後からでした。予定していた高田公園の野外撮影が雨で不能、困った地元スタッフの一人が樹下美術館を提案したそうです。その方はかって当館を訪れたことがあり、印象から館内撮影がひらめいたということでした。
午後に上越、東京、新潟のスタッフ8人で撮影が始まりました。昼休み中、若い人たちの生き生きとした仕事振りを興味深く見ることができました。光が柔らかくて良かった、というカメラマンさんの言葉を嬉しく思いました。
雨はすっかり上がり、外の撮影が追加されました。緑きわまる7月の庭に突然降り立った花嫁、なんとも素晴らしかったです。樹下美術館はこうして思わぬことにも出会いつつ成長するのかなと思いました。

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7月、圧倒的水田そして母へ

 とても早いのですが7月になりました。ここ頸城(くびき)平野の稲々は溌剌と成長し水田は圧倒的な景観となりました。以下の写真はよく往診で訪れる上越市大潟区、米倉(よねぐら)付近からの眺めです。このような田園風景は樹下美術館のデッキでも眺められます。
先日、ネットで当美術館を見つけられた女性がわざわざ東京から訪ねて来られました。「もっと東京の人に知らせてください」と仰り、建物、展示、さらに庭や水田風景を激賞して下さったそうです。 心から有り難く、地に足付けて頑張りたいと思いました。それにしましてもますます大切な農。よく手入れされた水田は地方の貴重な品格にもなっているのではないでしょうか。

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水田と立葵(タチアオイ)、お似合いです。

 

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米山と尾神岳

頸城平野の北東を守る二山。右奥に尾神岳、左は霊峰米山(よねやま)です。昔、尾神岳には子供たちを連れてよく遊びに行きました。いっぽう米山は「米山さんから雲が出た、今に夕立が来るやら、、、」の三階節(さんがいぶし)で知られています。
三階節は昭和10年の小唄勝太郎の歌によって全国的に流行したそうです。ところで佐賀県出身の母は九大の看護学科で二十歳のころに三階節を歌って踊ったことがあると言います。学校を出た母は満州で満鉄病院医師だった父と結婚しますが、敗戦後、夫以外に知る人も無い新潟の父の実家へと入りました。待ち受けていた因習と辛苦のなか「ああ、あれが米山、、、」と、歌で覚えていた山を見て慰められたそうです。
圧倒的な水田と山の力に揺さぶられ、なぜか思いはふらりと母へ傾きました。開館一周年の記念に、母への感謝を込めて二十歳と今日93才の写真を掲げることにしました。

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二十歳の頃の母

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93才、新聞3紙を読む母

 

夏布団

夏布団 本一冊の 枕元

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このたびは「身辺の四季」の趣となってしまいました。